古き良き歴史・文化

宇陀市の歴史的な町並み・宇陀松山の古い街道風景
HISTORY & CULTURE

万葉集にも詠まれた奈良・宇陀市。
歴史が、今も暮らしの中にある。

古事記、日本書紀、万葉集——。
日本最古の文献に、幾度も登場する土地が宇陀市です。

神武天皇の伝承、柿本人麻呂が詠んだ「かぎろひ」の歌。
伊勢街道の宿場町として栄えた江戸の町並み。
薬草文化、龍神伝説、国宝の寺社——。

ここには、観光地として”残された”歴史ではなく、
今も人の暮らしとともに息づく、本物の時間があります。

01

重伝建の町並み「宇陀松山」

戦国時代の城下町として栄え、伊勢街道の宿場町として発展した宇陀松山地区。
白壁・格子戸が連なる江戸時代の町並みは、 国の「重要伝統的建造物群保存地区」に選定されています。

古民家や商家が今も現役で使われ、 奈良でも稀な”生きた歴史街道”を歩けます。

02

女人高野・国宝「室生寺」

四季の自然に抱かれた名刹・室生寺。
“女人高野”として古くから親しまれ、 国宝の五重塔や仏像が今に残ります。

春のシャクナゲ、秋の紅葉——。
宇陀市を代表する、奈良の歴史文化スポットです。

03

日本最古級の薬草園「森野旧薬園」

推古天皇の時代から「薬のまち」として知られる宇陀市。
江戸中期に開設された「森野旧薬園」は、 日本最古級の現存薬草園として国史跡に指定されています。

薬草料理や漢方文化が今も暮らしに根付く、 日本でも稀な”薬の文化”が息づくまちです。

04

国宝「宇太水分神社」と水の文化

水を司る神として古くから信仰されてきた宇太水分神社。
鎌倉末期建立の本殿3棟は国宝に指定され、 その静謐な境内は”水のまち”としての宇陀の歴史を今に伝えます。

水への祈りと感謝の文化が、 宇陀市の暮らしの根底に息づいています。

05

樹齢300年「又兵衛桜」と武将伝説

大坂夏の陣で活躍した戦国武将・後藤又兵衛が、 この地へ落ちのびて一生を終えたという伝説が残る本郷地区。
屋敷跡に咲く樹齢300年のしだれ桜は、NHK大河ドラマのオープニングにも使われた奈良屈指の名桜。

3月下旬〜4月上旬、桃の花と競い咲く風景は圧巻です。

06

日本三大龍穴「室生龍穴神社」

室生寺から約1km、山奥の渓流沿いに鎮座する室生龍穴神社。
「日本三大龍穴」のひとつとされ、 平安時代には朝廷から雨乞いの使者が遣わされた古社です。

奥宮に眠る「吉祥龍穴」は、知る人ぞ知る奈良最強のパワースポット。

宇陀市の歴史は、”見るもの”じゃなく”感じるもの”。

古い町並みの中で人が暮らし、
地域のお祭りが受け継がれ、
寺社や自然が生活のすぐそばにある。

万葉の時代から続く宇陀市の時間は、
今もゆっくりと、確かに流れています。

速さや便利さだけでは測れない、
心の豊かさを感じられる奈良の田舎暮らし。

それが、宇陀市という場所です。